いまさらなんだけど。
SMSとeメールは何が違うの？
しくみが違います。
お金のかかり方も違います。
SMSとeメールの違い
サービスで考える場合、
SMSはモバイルネットワークを利用したメールで、eメールはデータ通信を利用したメールです。
しくみは、、、
気にせずでもよろしいかと。
課金体系と文字数が違う
お金のことだけでいうと、SMSは電話代で、eメールはパケ代です。
キャリアによっては、SMSの料金は通話料とは別体系 になっているはずです。決められた長さでしか通信（通話）しないからです。
SMSは文字数制限があります。
eメールは文字数無制限です。
もう少しだけ詳しいことを書きます。なるべくシンプルに。
SMSは通話と同じ
SMSは、ショートメッセージです。
「Short Message Service」の略です。
細かいことは割愛して、ここでは、「電話番号」宛に送受信するメッセージと捉えておきます。
キャリア（電話会社）によってサービス名は異なりますが、互換性があります。
ドコモではdメール、auではCメール、ソフトバンクではSメールなど、それぞれの名前で呼ばれています。
その他キャリアやMVNOを含めて、相互に送受信可能です。
FAXや伝書バトに近いものです。
というわけで、電話番号で通話するための通信（モバイルネットワーク）を使います。
送信時に課金されます。具体的な過金額は、契約プランによって異なります。
eメールはネットサーフィンと同じ
eメールは、日本語で言うと『電子メール』です。
英語表記だと「Electronic mail」ですので、略して『Email』です。
「電子郵便」などということもあります。
インターネットの世界で、電子的に実現しているお手紙のことです。
とても意味が広い言葉です。
概念的なものです。細かいことは割愛です。
ここでは、「メールアドレス」宛てに送られてくるメッセージと捉えておきます。
私書箱サービスに近いものです。
というわけで、データ通信を使います。
いわゆるパケット通信と言われていたやつです。
送受信すると契約データ量に積算されます。具体的な過金額はプランによって異なります。
SMSには文字数制限がある
先に書いてしまいましたが、SMSでは最大文字数が決められています。
eメールは、理論的には文字数が無制限です。何文字でも書けます。データ量や読む人の気持ちは考えたほうがよいと思いますが。
全角で670文字がSMSの制限ですが、古いガラケーなどでは、70文字の場合があります。
仕様が新旧あるのです。
絵文字は全世界共通のものが使われます。
到着確認したいならSMS
使い分けの一案です。
既述のどおり、SMSは電話番号で呼び出してメッセージを渡します。
つまり、相手の電話が圏外や電源オフの場合には届きません。
基本的には。（何にでも例外はあるので。。）
センターで預かってくれたりして、ちょっと微妙なところはあるのですが。。
番号宛に送れますので、電話できるのにデータ通信できないといった環境でも大丈夫です。
特に海外などでは重宝することでしょう。
メッセージアプリとeメールで運用
SMSだと、通話料に近いお金がかかる場合が多いですよね。
FAXのようなものですから当たり前とはいえ、乱用すればチリが積もります。
5Gの普及が進むでしょうから、この際、データ通信に集約してみてはいかがでしょうか。
- 軽い挨拶などはメッセージアプリ（LINEなど）で【データ通信】
- フォーマルな用件はeメールで【データ通信】
- SMSは受信のみ！【受信は無料】
といった運用です。
メッセージアプリでは到着確認ができませんが、サービスによっては既読確認できます。
たとえばLINEですね。
チャットツール（SlackやChat Workなど）の利用も増えたかと思います。
そもそもeメールを送る機会が減りましたよね。
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