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「Google Pixel Buds」の「リアルタイム翻訳」の話です。
翻訳してくれません。
通訳してくれます。
Google Pixel Buds
リアルタイム翻訳
まだまだユーザーの意図を汲めないアシスタントですね。
これからの学習と発展に期待してしまいます。
「リアルタイム」という言い方は過剰ですね。
文章ごとに、待って翻訳です。
従来のGoogle翻訳アプリと同じです。
主な相違点は、訳文の読み上げ先が異なるところです。
やってみたが
![外箱](https://pxa.xsrv.jp/test103/wp-content/uploads/2020/09/IMG_20200901_081127-150x150.jpg)
「リアルタイム翻訳機能」という言葉には、問題があると言わざるを得ません。
言い過ぎです。
しかも音声コマンドで認識してくれるのは「通訳」です。
「翻訳」は意味が異なるのです。
ややこしいですね。
機能としては、Google翻訳アプリそのものです。Pixel Budsを使うと、使い勝手がやや向上します。
「翻訳」ではなく「通訳」
軽く戦いました。
アシスタントにとっては入力されるコマンドなので、少しでも違っていれば返答は異なります。
AIの発展は、まだまだこれからに期待ですね。
やりとり
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OK, Google.
翻訳して。
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まず翻訳アプリをインストールしてください。
Google翻訳アプリはすでにインストール済みです。
何を言っているのでしょう。。
アシスタントの呼び出し方法を変えたり、翻訳アプリを起動したり、いきなりしゃべったりと、試行錯誤でした。
翻訳アプリをインストールするように言うと、すでにインストール済みだからか、翻訳アプリを起動してくれました。
違う。そうではない。
アシスタントへの期待
![](https://pxa.xsrv.jp/test103/wp-content/uploads/2020/09/IMG_20200901_081748-150x150.jpg)
通訳したいのですか?
と聞いてくれれば、ここまでイライラせずに済んだと思うのです。
正確に、
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OK, Google.
通訳して。
と言う必要があります。
「翻訳して」だと前項のループです。
違い: 出力先が異なる
![同梱品](https://pxa.xsrv.jp/test103/wp-content/uploads/2020/09/IMG_20200901_081710-300x169.jpg)
「通訳」には、Google翻訳アプリを使います。
アプリ単体で使うときに比べて、Pixel Budsを使うメリットはあるのでしょうか。
使ってみた印象を書きます。
翻訳アプリを起動した状態からのオペレーションです。
通常のイヤホンマイクに、少し機能が追加されたようなイメージです。
スマホのみの運用との違いもまとめます。
分類 | Google Pixel Buds | 一般のイヤホンマイク | スマホのみ | |
---|---|---|---|---|
自分側 | 声の入力 | Pixel Budsの マイク | イヤホンマイクの マイク | 自分のスマホの マイク |
訳の出力 | Pixel Budsの スピーカー | イヤホンマイクの スピーカー | 自分のスマホの スピーカー | |
認識の開始 | Pixel Budsの センサーを触る | 翻訳アプリの ボタンをタップ | 翻訳アプリの ボタンをタップ | |
認識の終了 | Pixel Budsの センサーを離す | 自動 | 自動 | |
相手側 | 声の入力 | 自分のスマホの マイク | 自分のスマホの マイク | 自分のスマホの マイク |
訳の出力 | 自分のスマホの スピーカー | 自分のスマホの スピーカー | 自分のスマホの スピーカー | |
認識の開始 | 翻訳アプリの ボタンをタップ | 翻訳アプリの ボタンをタップ | 翻訳アプリの ボタンをタップ | |
認識の終了 | 自動 | 自動 | 自動 |
Pixel Budsを利用する場合
- Pixel Budsのセンサーをタッチしながらしゃべる(イヤホンのマイクから入力)
- スマホのスピーカーから、訳が再生され、文も表示される
- スマホの翻訳アプリのマイクボタンをタップ後、しゃべる(スマホのマイクから入力)
- Pixel Budsで訳が再生され、スマホの画面に訳文も表示される
1から繰り返し。
イヤホンマイクの場合
- スマホの翻訳アプリのマイクボタンをタップ後、しゃべる(イヤホンのマイクから入力)
- スマホのスピーカーから、訳が再生され、文も表示される
- スマホの翻訳アプリのマイクボタンをタップ後、しゃべる(スマホのマイクから入力)
- イヤホンマイクで訳が再生され、スマホの画面に訳文も表示される
1から繰り返し。
スマホのみの場合
- スマホの翻訳アプリのマイクボタンをタップ後、しゃべる(スマホのマイクから入力)
- スマホのスピーカーから、訳が再生され、文も表示される
- スマホの翻訳アプリのマイクボタンをタップ後、しゃべる(スマホのマイクから入力)
- スマホのスピーカーから、訳が再生され、文も表示される
1から繰り返し。
間を開けても大丈夫
![本体](https://pxa.xsrv.jp/test103/wp-content/uploads/2020/09/IMG_20200901_081748-300x169.jpg)
タッチセンサーに触れている間は、音声を読み込んでくれます。
アプリのみの場合は、少し間があると、そこで文が途切れたと判断されてしまいます。
それに対して、Pixel Budsを使用する場合は、少し間があっても、タッチセンサーに触れている間は話をしていると認識させられます。
この点においてのみ、Pixel Budsを使う意味があると感じます。
通訳はイヤホンなしの方がよい気が
相手からの見た目を考えてみます。
会話はコミュニケーションです。
見た目や姿勢も大切です。
あくまでも個人の感想になるところですが、会話しているのにイヤホンを着けているのは、やや違和感があります。
![ケース](https://pxa.xsrv.jp/test103/wp-content/uploads/2020/09/IMG_20200901_081731-300x169.jpg)
前述のとおり、Pixel Budsを使っての通訳のメリットは、文章の切れ目がはっきりするくらいです。他には音がクリアに聞こえるくらいでしょう。
相手に与えるマイナスの印象の分のメリットを感じないのです。
少ないメリットを取るために、違和感のある姿勢でのコミュニケーションというのは避けたいものです。
Pixel Budsを使っていない相手方は、翻訳が聞こえているのか、終わったのかなど、分かりません。
コミュニケーションが非対称なのです。
![Google Pixel Buds](https://pxa.xsrv.jp/test103/wp-content/uploads/2020/09/Google_Pixel_Buds-001-300x169.jpg)
翻訳アプリを使う場合、あまり長い文章にならないよう工夫すれば、十分運用できます。
どうせ言い直しがあるのです。
お互いに同じ条件(イヤホンなし)で翻訳アプリを使う方が、お互いに分かりやすいと思うのです。
![デバイスたちを連れて歩き回った感想 デバイスたちを連れて歩き回った感想](https://pxa.xsrv.jp/test103/wp-content/uploads/2018/01/reviews-300x100.png)
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