当ブログの見出し(Headline)構成を最適化しました。
h3をh2に、h4をh3に、と、ナンバー構成の変更です。
WordPressのプラグインを利用して一括置換して、関係するcssの記述も変えておきました。
すべてステージング環境で実施後、本番環境にコピーしました。
ステージング環境での作業実施は、実は初でした。
Z.comのサービスとして利用できるものですが、これまで活用できていませんでした。
使い勝手が分かったので、今後は積極的に使っていこうと思います。
変更の経緯
いろいろとブログのお勉強を続けているつもりなのです。
アクセスアップの施策としてよく目にするものに、『HTML構造をGoogleが好むかたちに』というものがあります。
当ブログの構造もチェックしました。
問題に気づきます。
h1に記事タイトル、大見出しがh3になっていたのです!
認識に誤りがあるかもしれないのですが、現在利用しているプラグインでは、当初はh1がブログ名、h2が記事タイトルだったと思うのです。
あ、認識の乖離ってやつですw
ということで、もともとは大見出しをh3とする書き方でした。
その後、疑いもせずにh3以降の構成で書き続けておりました。
気付いてよかった。。(もっと早く気づけってw)
最適化方針
構成を以下とする方針で、変更することにしました。
- h1: 記事タイトル
- h2: 大見出し/サイドバー要素
- h3: 中見出し
- h4: 小見出し
- h5: なんていうの?w
記事タイトルとサイドバー要素に関しては、テーマにて実装されているもので、特にこちらで何かすべきことはありません。
現行の投稿を確認し、見出しにはh3~h6まで使っていることが分かっていました。
つまり、h3以降の既存タグの数字部分を1つずつ繰り上げる作業になります。
- h3 → h2
- h4 → h3
- h5 → h4
- h6 → h5
変更するタグは上記のとおりです。
置換の順番も上記のとおりです。
これらに加えて、cssに書いているクラスの記述と、自動挿入している見出しの設定変更が必要でした。
せっかくなので、変更作業はステージング環境を活用することにしました。
作業内容
上記の作業方針のもと、実際に手を動かしていきました。
ステージング環境は、現在利用中のサービス『Z.com WP』にて提供されているものを利用できました。
一括置換はプラグインにて実施しました。
その他の修正作業と確認は、力仕事です。
バックアップと退避
Z.comでは、サーバーのバックアップを定期的にとってくれています。
さらに、手動で好きなタイミングでのバックアップを取得できます。
ということで、まずはサーバーバックアップをとりました。
ボタン1つ押すだけです。
これで、ステージング環境を本番環境に映して何か起こっても、バックアップから戻すことができます。
バックアップからの復旧経験は何回かあります。
次に、現行の本番環境をステージング環境にコピーします。
WordPressのプラグインとして、Z.comから提供されているメニューで操作できます。
ここでも、ボタン1つ押すだけです。
一括置換
今回は、『Search Regex』プラグインを使いました。
最終更新日が古くて心配になるのですが、一括置換できるプラグインでいいものを探して、実績を重視しました。
実際、ちゃんと動きましたし。
当初、『h3』を『h2』に置換!というかたちで、開始タグと終了タグを一気に置換していました。
h4タグを置換しようとしたところ、置換結果件数が奇数に。。
(タグはペアなので、必ず偶数になるはずです)
なんでしょう。。困ります。。
どこかにあるランダムな文字列に、『h4』があるのでしょう。
件数が多くて、問題個所の発見には時間がかかると考え、片方ずつ置換することにしました。
急がば回れです。
(ここで、あらためてステージング環境に本番環境をコピーしました)
『<h3』を『<h2』と、『/h3』を『/h2』と、それぞれ置換していきました。
毎回件数も記録して、数が合っていることを確認しました。
案外細かいことをやっているのですw
直さなくてもよかったのですが、cssのクラス名に数字を入れているので、これらも一括置換しました。
これはユニーク名なので、問題になることはありません。
ただし、数が微妙に合いませんでした。
装飾がデフォルトのままの見出しがあるということですね。。
その他の修正
『CSS編集』で対象のクラス名を直しました。
力仕事です。
『TOC+』プラグインで見出しを自動挿入してますので、対象タグの調整含め、設定を変更しました。
アンカーへの直リンクがいくつかあるので、併せて確認しておきました。
力仕事です。
本番反映
ステージング環境でざっくりと表示を確認してから、本番環境にデータベースをコピーしました。
全投稿の確認は、多くて嫌でしたので、サンプルチェックということで。
あと、パスの記述がフルパスなので、ステージング環境では画像が表示されなのです。
ステージング環境から本番環境へのデータコピーは、ボタン1つ押すだけです。
本番環境へ反映後、編集画面に表示するための情報を書き換えました。
現状
ご覧のとおりで、投稿も固定ページも、問題なく表示できています。(と思います!!)
見出しタグの構成は、既述の方針どおりになっています。
これが正解なのかどうかは分かりませんが。。
1つ課題が残っていて、『WordPress Related Posts』プラグインで入れている関連記事の見出しタグが『h3』のままです。
理想としては『h2』にすべきだと思うので、何とかして修正したいと思います。
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